ニコニコ超会議3 道中記

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会場へ

2日目だけ日帰りで参加した。

人生二度目の千葉上陸である。 初上陸かと思ったが、以前工場見学で木更津あたりに行った記憶が蘇った。

東京駅からJR京葉線に乗り30分ほど揺られて海浜幕張駅まで行く。 窓からの眺めはオフィスビル、高層マンション、夢の国、工場、団地と変遷してゆく。 並走する高速道路らしき道は車線が多く、「都心と郊外を結ぶ多車線の高速道路」というのが、なんかアメリカっぽい。

駅に到着し、人の流れについていって幕張メッセに移動した。 会場に到着すると入場の列に並ぶよう誘導された。 ふと前方を見ると広大な人の群れが広がっていて絶望感に襲われた。

10時半ごろに駅についたが、会場には入ったときには12時だった。

腹ごしらえ

適当にブラブラしつつ、フードコートを目指した。 いたるところで大音量で誰かが歌っていて、1時間半日差しの下で待機し続けて若干消耗した身にはその音圧がつらかった。 やっぱニコ生で見るもんだったか、などと後悔しつつ前進を続けた。

自衛隊在日米軍、歌のステージ、コミケっぽいゾーンなどを通過し、入口の真反対、会場の最深部にあるフードコートにたどり着いた。 そしてサーブが早そうな気がしたカレーショップに並んだ。

左手には超音楽祭のステージがあり女性が歌っていて、もうちょい音小さくならんかなーなどと思いながら並んでいた。 しばらくすると曲が終わり安らぎが訪れたが、しばしのトークのあと次の曲がはじまった。 キルラキルの歌だった。 知ってる曲だといくらか楽しく感じるもので、我ながら現金なものである。

カレー屋の列に並んでいる最中に、飲み物がないことに気がついた。 外で長らく待機したあとに、飲み物もなしで食事をするのはつらいと思ったが、 仕方がないので、水なしで石破カレーを食した。 チキンが骨付きで、スプーンだけでは若干食べにくかった。

そして食後に飲み物を求めてさまよった挙句、会場入口近くのローソンにたどりついた。 入場直後にローソンの存在に気づいていれば、腹ごしらえと水分補給で会場一往復せずとも済んだだろうに...

ついでに近くで売ってた記念パピコを買った。

ブース巡り

会場の外で並んでいる最中に終了したらしき、チューニング祭の会場をのぞいてみた。 当然ながら、パソコンに向かって何かしている人たちがいるだけだった。 会場のとなりは歌ってみたブースで、集中しづらそうな環境だったが、大丈夫だったのだろうか。

投票の案内の紙をいただいたりしてると、おとなりの歌ってみたブースで司会の人がスペシャルゲストの登場ですと言うので、 へぇ、誰だろう、たぶん知らんだろうけど、などと思っていたら、ナインティナインの岡村氏が登場した。 チューチュートレインを歌い出した。 ファンファンウィーヒッタステーッステーである。 見物客もワラワラと増えて、みなさんノリノリである。 着ぐるみもピョンピョンしながら手を叩くほどであった。 一曲歌い終わると彼は帰っていった。

そのあとは、黒いビニールシートの中で3Dの影絵を見たり、戦闘ヘリや潜水艦をみたり、ニコニコ学会βのブースを覗いたりとウロチョロした。

将棋・囲碁ブースにたどり着くと、なにやら将棋でも囲碁でもないゲームをやっていた。 玉を交互に積んでいって最後にてっぺんに乗せたほうが勝ち、というゲームらしい。 どうやら将棋の棋士囲碁棋士が対戦しているらしい。 将棋チームの女性はニコ動の将棋中継ではお馴染みの安食さんだった。

ステージのとなりにあった電王手君を見物したり、電王戦の会場をOculus Riftで見ることのできるデモを試していると、棋士どうしの対戦が、将棋 vs 囲碁という謎対決になっていた(参考)。 その対戦を突っ立って見物していると、運営スタッフがいそいそと椅子を追加で並べだした。 と思ったら、KADOKAWAの会長と思しき方が通されて、しばし対戦を見物したのちまた移動された。 空いた席に座るよう促されたので、遠慮なく座って、謎対戦を最後まで見物した。

超会議自体の終了時刻が迫っていたので、スタッフさんがときどきペースを上げるようカンペで促し、最後は10秒以内で指すルールになり、最終的には囲碁側が勝利を収めた。 普通にやると囲碁側が不利だそうで、囲碁側は二歩ありといった是正ルールが導入されたのも最後に効いていた。

終わってみればわりと楽しめてたので、入場直後あたりに感じてたつらさの要因は主に入場待ちによる疲労であると考えられる。

その他の雑多な感想

  • 大相撲の拍子木の音は心地よい
  • 任天堂スペシャルビッグバンドを生で見たかった